施工事例

2010年07月23日

春日神社(東大阪 吉田)鳥居工事

春日神社の鳥居の移設と新規工事をさせていただきました。

各部材

左上:沓石(くついし)束石(つかいしとも呼びます。)柱の土台部分。
     亀腹(上部の丸い部分を、亀腹や饅頭と呼びます。)
    前以って基礎工事は済んでいて、既に地中に埋まっている状態です。

右上:2本の柱です。

左下:「額(神額)」です。取り付ける場所を額束と呼びます。

右下:鳥居の最上部反り増し(増反)のあるタイプで、一番上を「笠木」、その下を「島木」と呼
     びます。


 柱

予め地中にコンクリートの基礎を組み、土台部分である沓石(束石)は、
地上に露出している倍以上、埋め込まれ基礎と繋がっています。

そこに足場を組んで、柱2本を立てています。迫力ある工事風景です。


貫と笠木と島木

2本の柱に「貫」を通して、柱の上部を内に寄せ「転び」と呼ばれる角度をつけます。
「楔(くさび)」で留めます。
そして、最上部に笠木・島木をはめ込み、額(神額)を挟むように取り付けます。


 完成&鳥居の各部名称

完成です。

今までの鳥居では、毎年10月に行われるふとん太鼓とだんじりの宮出の際、
低くて、通れなかったそうです。 
そこで地域の皆さんのご協力のもと、既設の鳥居を移設し、新しく大きな鳥居を設置することになりました。 

今年の秋祭りには、ふとん太鼓やだんじりがこの大きな鳥居を潜り、勇ましく宮出する風景が見られそうです。


【春日神社について】・・・東大阪市吉田・・・
本殿は東大阪市の有形文化財に指定されています。
木製の大きなラグビーボールが奉納されており、別名ラグビー神社とも呼ばれています。

【鳥居の各部分名称のご紹介】
鳥居にはたくさんのタイプ(形状)があります。春日神社の鳥居は「明神鳥居」と呼ばれるタイプです。
各部分の名称は、ほぼ統一されているようです。イラストで一部ご紹介いたします。