2008年07月04日
「『倚りかからず』・茨木のり子さん」
1926年大阪生まれの詩人だ。
『倚りかからず』の詩の一節
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくない
ながく生きて
心底学んだのはそれくらい
自分の耳目
自分の二本の足のみで立っていて
なに不都合のことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけだ。
凛としたすばらしい生き方を感じる詩だ。
自分の位地を外から見ると四つある。
1)自分の肉体の健康上の位地
これは身体という自然の信号をチャッチできてるかどうかだ。
時々行き過ぎて病気になるのも人間だ。
2)地球上の位地だ。
これはGPSという人工衛星から的確に自分の位地がわかる時代だ。
3)社会での位地だ
資本主義社会での位地、業界での位地、会社での位地だ。友達同士の位地、近所付き合いの位地
これも生活のために自然と解ってくる。
4)自分の価値観の成長度合いの位地だ。
これは自分では解りにくい、そんな時茨木のり子さんの詩の意味が深い。
「よりかかるとすれば椅子の背もたれだけ」
共存共栄とは全く反対の独立自尊を感じる。
本当に結果として共存共栄を実現するには、
茨木のり子さんのような独立自尊で肩の力が抜けてなければならない。
フランス国旗の三色は『自由』『平等』『博愛』だそうだ。
自由を中心の社会、平等を中心の社会が考えられ実際に運営された、
どちらにも欠点がある。克服のためあらゆる努力が払われてるのも事実だ。
最後に残るの『博愛』だ、
21世紀は博愛主義社会になるのだろう。
京セラの稲盛さんは『敬天愛人』という西郷隆盛さんの言葉をよく使われる。
人間同士がほんとに愛し合い、信じあうことが社会の土台だ。
その具体的実践を指し示す言葉を『利他行』に徹することだといわれる。
『自由』『平等』『博愛』の三つのトライアングルがバランスよくできることが一番望ましい、
だからフランスは国旗で表現したのだ。
人類の叡智を信じ、一社会人として『利他行』を深め、『愛』を中心とした社会を築きたいと願う。
現実はまだまだ未熟で反省の日々ですが!
皆さんはいかがお考えでしょうか?














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