社長ブログ

大阪石材株式会社 伯井です。

2008年07月08日

「『経営心』松原泰道」

明治40年生まれの妙心寺派の禅僧だ。 35年ぐらい前に第二次中東戦争が起こり、 オイルショックという不況が日本を襲った。 一時はトイレとぺーパーがなくなり、大騒ぎになった。 そんな状況の中で昭和53年に第一刷が世に出た。 『のどもと過ぎればなんとやら――』と皮肉めいた言葉をちりばめて!!! いまだ国民は一億総中流の時代で消費が美徳と考えていた時の不況だった。 松原さんは経営者こそ目覚めよと警告を発する。 欲望というなの鬼を引き込ます呪文を人間は忘れた。 現代人はその鬼に食い殺されると言っても過言でないと言い切る。 彼流の答えがあるという。それは三つだ。 1)知足(足ることを知る) 2)節約 3)福祉 この三つの方向に舵を切り替えることだという。 よく解るが、現実的にできるかどうかが個人としては問題だ。 そこで、『扇子商法』で名の知られた船場の和田哲夫さんの『節約の定義』を紹介されてる。 『世間では、節約というと一枚の紙、一本の鉛筆無駄にせんようにとか、 電話代使わんようにというようだが、そんなもんやない。 物を生かして使うことこれをホンマの節約というもんやねん。 世間で「節約、節約」と騒ぐ時は、モノが売れん、儲からんで、 ただでさえ士気は落ちとるわな!鉛筆節約、紙始末言うてみいな!ますます暗い気分になるよ。 そんな時、世間はそやけどうちは違うで、パットやり、それだけ店の中いっぺんに明るくなる』 この人の理屈は『泥縄式で節約ではあかん。常から始末しておけや』 江戸時代の商人の条件は三つある。 『始末、算用、才覚』だ。 その基本が始末〔物を生かすことだ) この日本の商人の常識はどこに行ったのか? 我々の年代なら、『もったいない』は母からよく聞いた言葉でもある。 松原さんの言う三つを実現する根本がこの『節約』がキーワードだ。 足るを知るも節約の心から解る自覚だ、 福祉もただモノ的に助けるのでけなく、 人間としての命〔価値的存在)、心を大事にすることだという。 ものがなければ生きれないし、また心がそわなければ価値がない。 この永遠のテーマをもらって、 希望を持ち続けるから生かされてるのではないだろうか? みなさんはどう考えられますか?