社長ブログ

大阪石材株式会社 伯井です。

2009年03月30日

お不動さんも仏様

お不動さんを持ってきたのは弘法太師だそうだ。
あの醜悪な形相は勝手に作ったのではなく、
お経に基づくのだ。

右手に利剣という諸刃の剣、これは仏の智慧の意味だ。
左手は羂索(けんじゃく)という縄を持ってる。
世の中の道理を知らないものはフン縛るということだ。
身体は青黒色で怒りの相をし、柔和とは程遠いが仏さんだ。

この姿を見ると、幼い頃いたずらして、母親が優しく言ってるのに、
無視している時に怒りだす形相を思い出す。

「もっと世の中の道理を解れ!」と母親は泣いてるのだ。
不動の片目は閉じ、片目は慈愛の涙に潤んでいるのである。

お不動さんは「慈愛の両相を現じ、順逆の二機に応ず」といわれる。
叱るにしても慈愛の気持ちを忘れないことだ。

凡人である自分は利己心で叱ってるのか?
ほんとに慈愛(利他心)を持って叱かってるのか?
「動機善 私心なし」であるか自問自答する。

100年に一度の恐慌の日本に必要なことは、
お不動さんの働きの慈愛であり利他行の実践だ。
今こそ、お不動さんのように慈愛を持って、
自他に叱る勇気を持つときではないか。

皆さんはいかが考えられますか?