社長ブログ

大阪石材株式会社 伯井です。

2010年03月09日

人間方程式

先日、曹洞宗の青年部の主催の『襌をきく会』に参加した。
町田宗鳳さんという広島大学の教授の講演があった。
元は臨済宗で禅を学んでおられた人だ。

講演の中で、はじめて聴いた言葉がこの「人間方程式」だ。

「人間方程式」
人間の価値=知識+体験+徳〔利他行〕
人間の幸福感=(知識+体験+徳)×ありがとう〔感謝〕

「感謝」には三段階あって、

初級=プラスのことに感謝
〔自分の好き嫌いや損得のプラスだけ〕
中級=普通のことに感謝
〔親に養育してもらうこと、友達、空気、太陽大自然の恵み、健康、etc.〕
上級=マイナスのことに感謝
〔自分にとって都合の悪いこと、病気、親がなくなる、仕事がなくなる、嫌なことや損すること苦手なこと〕

上級になると反面教師として考える脳の習慣がいるが幸福感100%になると断言する。
現実は、なかなか受け入れられないが、事実を受け入れ前向きに考え行動する感謝だ。

さて、この「人間方程式」を完成させる秘訣には二つの大事なことがある。

1〕『愚』に生きることだ。
無知の『痴』でなく、賢ぶらないで知識をひけらかさない普通の振る舞いだ。
宮沢賢治の『雨にもまけず、風にも負けず・・・』
この詩の締めくくりにもでてくる『愚』だ。
謙虚でひた向きで、一生懸命に生きる普通の人だ。

2〕怠け者はダメ。
京セラの稲盛さん流に表現すると『誰にも負けない努力』だ。
誰にも負けない努力は、
1)24時間やり続けることでなく、
2)不休不眠でぶっ倒れるまでやることでもない。

植物のようにどっしり地に足をつけて、
夏の暑さにも、冬の寒さにも負けなく、
嵐にも柳のようにしなって、
雑草にも負けず太陽に向かって伸びるけなげな命のがんばりを言ってるのだ。
損得、好き嫌いを言って不足の多い人間に諫言する言葉だ。

怠けないことは良いが、
方向として二つへ向かうことが人間にとって大事だと付け加える。

1)クリエイティブにする。
要するに仕事も人生も楽しくする方法を自ら考え、魂を開放すること。
物心一如=造ったものが自分という考え。
行為的直観=モノになってモノを見る(西田幾多郎)

2)今の行動に心と体を一つにする。
行為に心がある、だから愚かなまでに丁寧に生きることが必要充分条件だ。
特別なことはしてはいけないと語り、
この重なりが多い人ほど幸福だと断言する。

しかし、人間は悲しいかな否定語が頭の中に持ち上がる、
消しても消しても否定語が出てくるとき、
三つの感情を想念することがセルフコントロールの鍵となる。
1)楽しい
2)嬉しい
3)有り難い
これが否定語の「特効薬」だ。
知ってるだけでは意味ないので実際やってみることにする。
さて何点取れるだろうか?

皆さんは如何考えられますか?