社長ブログ

大阪石材株式会社 伯井です。

2010年03月15日

克己について

24歳で女子プロゴルファーの宮里藍の練習は大変高度だ。
彼女の強さの秘訣は二つある。

1〕メンタルトレーニングをしていることだ。
どんなに冷静なプロでも、ミスショットしてボギーになったり、
ダブルボギーになると、次のホールに気分を切り替え、
新たな気持ちで過去を忘れて望めるかといえばそうではない。
そこで彼女はイメージトレーニングと呼吸をゆっくりし立ったままの瞑想をやる。
ほんの1、2分だ。ふるさとの山河を思い、楽しいことで頭を一杯にするそうだ。

2〕スロー打法、一分間かけてワンスイングするのだ。
これは太極拳に似ていて、筋肉がよほど強くなければ同じ姿勢ができず、
からだの芯がブレない練習だ。

こんな練習法をあみ出すことで、自信がつき気分の切り替えが早くなったそうだ。
優勝のためには修行僧のように「克己」をするのだ。

西郷南洲の遺訓集にも「克己」のことが書かれてる。
己には二つある。
1〕自分勝手でわがままな己
2〕1の己を反省し自分を諌めよとする己

この二番の己を創るには努力がいるのだ。
自分の『4つの心』をなくせと言うのだ。

その4つは『意、必、固、我』だ。
1)意=私利私欲の浅はかな自分の意
2)必=意を実現しようとするこころで暴力的エネルギー〔怒り〕だ。
3)固=意にこだわり意に閉じこもる心だ。〔他人を一斉受け入れない愚かなこころだ〕
4)我=自分の意のほかは何も見ないようにする心だ。〔心の闇に自ら引きこもるのだ〕
他人を思いやったり、他人を理解しようというこころを放棄する最も無責任なこころだ。

宮里藍はこの四つの心を克己してるのだろう。
先日の試合で不成績だったが、優勝者にハグしてる姿があった。

年齢は関係ない、一芸に秀でた人はこのプロセスを体験し、
強靭な精神力と技術を自らつくってるのだ。

私も4つのこころと戦ってるが、
宮里藍にはほど遠いことだけは確かだ。

皆さんは如何考えられますか?