社長ブログ

大阪石材株式会社 伯井です。

2010年05月06日

素直な心

「素直な心」を大切にされたのは松下幸之助さんである。
素直な心になると『私の心』がなくなり、
物事を客観的に判断できるし、
その判断が間違ってることが非常に少ないと断言される。

松下さんが戦後PHPの運動を始められたころの標語にある。

『素直な心になりましょう。素直な心はあなたを強く正しく聡明にします』

「私心」をなくすことが一番難しいのは言うまでもない。
本能は人間の不幸をねがう利己的遺伝子であるからだ。

行動力、意欲、望みが多ければ多いほど、
他人とは敵対する感情が出てくるのが自然だ。
『相手より良くありたい』
『自分の行動を邪魔する人を倒したい』

仮に、相手より良くなり、相手を倒したからといって、
自分が良くなるわけではない。

むしろ、他人のために役立つ技能や知識を学び自分を高め、
他人のために自ら行動することが望ましいし、
どちらにとっても良くなる。
近江商人流に言えば三方良しで世間も良くなる。

欲望を否定し、清貧を善だと言いたいのでなく、
また、自虐的に行動を束縛することを良しと言う訳でもない。
むしろ、利他行をすることで、善行がおこなわれ、
一時的に『私心』から離れられると考える。

法句経に、
『勝つものは怨みをうけ、
 負けるものは夜も眠れず
 勝つと負けるを離るる者は
 寝ても覚めても安らかなり』

振り返ってみると、
若きころの不自覚で無知さから来る「依頼心」を「素直な心」と勘違いしていたようだ。
『素直な心』で『私心』のない自分つくりに邁進したい。

皆さんは如何考えられますか?