2010年06月02日
ニーチェの言葉に学ぶ
ニーチェは虚無主義の代表者と思っていたが実は違うのである。
19世紀のヨーロッパはキリスト教道徳に絶対的価値を置いていた。
彼はそれに反発し、『生の哲学』を説きたかったらしい。
決して体系的ではないが、活き活きして、考えるヒントをくれる。
さて人間は不安や恐怖を自分でつくるが故に絶対的な価値を求めるのが常である。
金銭と利潤が絶対的価値の座に座ってるのが現代ではなかろうか?
仏教では『莫妄想』といって、妄想するなかれと厳しく観念を切り、
『今ここ自己』の事実の瞬時に生きることを教える。
さてここで、二つ、ニーチェのメッセージを紹介しよう。
『仕事は良いことだ』
職業は私たちの生活の背骨になる。
背骨がなければ人は生きていけない。
仕事に携わることは、私たちを悪からとうざける。
くだらない妄想を抱くことを忘れさせる。
そしてこころよい疲れと報酬まで与えてくれる。
最近は欧米の考えが入って、働くことが奉仕でなく、
神からの罰であり、遊ぶことが良いように考える若者が、
増えてきてるように思うのは私だけだろうか?
『恐怖心は自分の中から生まれる』
この世の中に生まれる悪の四分の三は、恐怖心から起きる。
恐怖心を持っているから、体験したことのある多くの事柄について、
なおまだ苦しんでいる。
しかし、恐怖心の正体というのは、実は今の自分の心のありようなのだ。
もちろんそれは、自分でいかようにも変えることができる。
自分自身の心なのだから。
そのとおりだと思う。
時間も空間も、心も身体もすべて自分が運転手なのだ。
それなのに人はまるで身体が主人、時間が主人で、
自分という主体は後からついていく受動的なものにして、
責任逃れして恐怖心を培養してるように思う。
この二つの彼のメッセージ
皆さんは如何考えられますか?














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