2010年06月03日
道を開くコツ
人間は神仏と動物の中間に生きてるから、
当然悩みと迷いが起こる存在なのだ。
思いを遂げることは人間として道を開くことだ。
思うことは誰でもできるが、成し遂げることは誰にでもできない。
逆境が準備され、弱い自分を強くしたいと思う願いがなければ行動しない。
最初から信念の強い人は居ない、
逆境を跳ね除けていくうちに、強い自分に成長するのである。
どんな人もどんな仕事もみんな素人から出発だ。
私も石材を学ぶのは人生ではじめてだった。
すべてが解らないことばかり、
困難や他人からの嫌がらせに合うと、
逃げ出したい気持ちと立ち向かいたい気持ちがぶつかる。
逃げて問題が解決したことはなく、ますます複雑で難しくなる。
そのときの私には、解決の方法も、何も頭にはない。
『やるしかない』断崖絶壁をイメージして自分を奮い立たせただけだ。
ただ、体当たりでぶつかっていくしか方法はなかった。
万古不易の言葉に『一源三流』というのがある。
「一源」とは誠実にやる。これを源にして、
結果『三流』を味わう。
1〕汗を流す
2〕涙を流す
3〕血を流す
現実にむかって、何の考えもなく無我夢中で立ち向かう。
もちろん不安でいっぱいであるが仕方ない。
1〕とにかく勤勉に24時間働くつもりで誰にも負けない努力する。
2〕ふりかかる困難に自分の力のなさを車の中で泣きわめく、
または、成就した時の感動の涙をながす。
3〕血の小便を出すぐらいの過労、
血が通う仕事つくりに命を込めて一心不乱にやる。
もしこの逆境がなかったら、
私は自分のからを破ることの意味も、自分のことも解らなかったろう。
こんな未熟な私とともに志を共有する仲間と、
用命いただいたお客様がいなかったら、とっくに逃げていただろう。
『一源三流』という言葉は知りませんでしたが、
無我夢中で体験していた。
いつも『苦しみよ!よって来い』と叫んでいた自分を思い出す。
この経験はものの見方を変えました。
以前は人の欠点ばかりが見えていました。
たぶん自分を守ろうとする動物的意識が働くのだろう。
今は人の良さがすぐ見えるようになり、
志を高め逆境を創造して挑戦する姿勢でいる。
思いを遂げ、道を開くコツは仲間〔家族〕の支えに、
用命いただいたお客様への約束を実行する意思〔誠実〕、
傷つくことをいとわず、弱い自分へ挑戦する勇気が少しあればいい。
プロとして、もっとも大事なのはそれをやり続けることである。
みなさんは如何道を開かれたでしょうか?














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