社長ブログ

大阪石材株式会社 伯井です。

2010年08月20日

企業とはなにか?

松下幸之助さんの実践経営哲学という本がある。
以下に「企業とは何か」を書いた文章があるので紹介する。

『企業であるとは利益を追求するものというのがあるが、
健全に事業活動を行っていくうえでは欠かすことができない大切なものだ。
根本はその事業を通じて共同生活の向上を計るというところにあって、
その根本の使命を遂行していく上で、利益というものは大切になってくるのであり、
そこのところを取り違えてはならない。

そういう意味において、事業経営というものは本質的には私の事ではなく、
公事であり、企業は社会の公器なのである。
もちろん形の上というか法律的にはいわゆる私企業であり、中には個人企業というのもある。
けれども、その仕事なり事業の内容というモノは、
すべて社会につながってるのであり、公のものである。

だから、たとえ個人企業であろうと、その企業のあり方については、
私の立場、私の都合でものごとを考えてはいけない。
常に、そのことが人々の共同生活にどのように影響を及ぼすか、
プラスになるかマイナスになるかという観点から、モノを考え判断しなくてはならない。』

この続きの文章では、会社が社会のためにプラスにならないなら、
解散したほうがいいとまで言い切ってる。

プラスもマイナスも視野に入れた、大変柔軟な思考である。
プラスになれば社会から生存権が許され、
マイナスなら生存権はないと断言する。

言い換えると覚悟だ。
「マイナスは絶対にしない」という宣言でもある。

さて上記の文には三つも意味がある。
1)企業は社会の公器
2)私の立場、私の都合でものごとを考えるな
3)人々の共同生活にプラスの影響を及ぼすことを優先する

経営者も働く人もみんなこの三つに目覚めよと自ら『公』の姿勢を貫くのである。
同感で共感する。

今私たちはISO品質や環境、5S運動を通じ、
全社見える化を推進し、改善運動をし、変化化へ、
この三つを実際の行動に落とし込み実践中だ。

皆さんは企業如何に考えますか?