社長ブログ

大阪石材株式会社 伯井です。

2010年08月21日

リーダーの心根の変化について

松下幸之助さんの「心根」は経営の規模によって変わっていったとおっしゃる。
私も創業当時の10人未満の時は、
「誠実」が一番だと、
何でもかんでも隠し事なく話すように心がけた。
それも親しみこめて『丸ちゃん、岩ちゃん』言う具合に言葉で表現してた。
なぜかというと、事業そのものの使命感や、経営理念なんかなかったからだ。

その後人数も増え、共通の土俵や何のために仕事するか、
という使命、方向(ベクトル)や志の必要を感じたので創ることにした。

現在のわが社の使命、経営理念、行動指針は以下のとおりである
1)目的使命は『幸福創造』世の中が進歩し、役立つ利他行をする。
2)経営の理念は『三方良し』売り手よし、買い手よし、世間良しの実現。
この理念達成には私の立場や都合で判断したり、考えていてはダメである。
(実はここがわかるのに随分時間がかかりました)
3)行動指針は『六波羅蜜』(智慧精進、持戒禅定、布施忍辱)

そして三方良し実現のなかでも、
特に働く人の物心両面の幸福実現に重きを置き、
実技の技能取得や、社内外のセミナーに参加し、
営業は商道塾、製造工務は森川塾と専門の指導者により、
技能とともに人間としての人格形成にも踏み込み、
人材育成に力を注ぎ、職場環境の改善を進めた。

経営を行っていくうえでの三方良しは当たり前だが、
松下さんのリーダーの心根のあり方、
下座行(心を低く)を述べられてるところに深い感動を覚えた。

「商売心得帖」に書かれていたのを以下に書く。

小規模なら、1)『ああせい、こうせい』と命令して表現し、
        お客さんにも親しみこめて、『ああですわ、こうですわ』と表現する。
百人千人になったら、1)今度は小規模のように、
           『ああせい、こうせい』で率先垂範の命令口調はダメで、
           『ああしてください、こうしてください』でないと全員に伝わりませんし、
           全員によりよく働いていただけないと思ったそうだ。
一万人二万人になると、『そうしてください、こうしてください』
           『どうぞお頼み申します』と語りかける心根になったそうだ。
五万人十万人になると『手を合わせて拝む』という心根にならないと、
           とても部下を生かせないと考えられた。

松下幸之助さんは、状況によって相手の規模が大きくなれば、
それに伴って自分の姿勢や表現方法も柔軟に変化されるところだ。

今の私の表現は規模を考えてるか疑問だ。
反省させられるのみだ。

リーダーの心根がより謙虚になるのが先か、
規模が大きくなったからできたのか?
どちらでもいいが、感謝することと謙虚は表裏一体の行動で、
宇宙の発展法則にかなってることはまちがいない。

松下幸之助さんが経営の神様といわれる所以である。
まだまだ未熟な自分の反省文になってしまった。

みなさんは対人関係の心根の変化如何なさってますか?